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レーザーいびき治療

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レーザーいびき治療

患者さんがいびき治療で受診する主なきっかけは、

  1. 家族・配偶者から強く指摘された
  2. 睡眠の質が悪いと感じた
  3. 健康診断・血圧異常が多い

いびきは、睡眠中に喉の奥にある「口蓋垂や軟口蓋 」が、空気の流れによって振動することで生じる呼吸音です。

いびき発生のメカニズム

  1. 睡眠中は全身の筋肉がゆるみ、舌や喉まわりの筋肉も力が抜ける
  2. 仰向けになると重力の影響で舌が喉の奥へ落ち込み、気道が狭くなる
  3. そこへ呼吸して空気が通ると周囲の組織が振動し、いびきが発生する
    加齢に伴い喉の組織が緩む傾向にあり、いびきの頻度も増加します(※下図1参照)
図1

【図1】

この状態が進行すると、呼吸が浅くなったり、一時的に呼吸が止まったりする「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」を引き起こすことがあります。睡眠時無呼吸症候群は、「高血圧・心筋梗塞・脳梗塞・糖尿病・うつ病・認知症」など、さまざまな健康リスクを高めます。(※下図2参照)

従来のいびき治療では、「CPAPや歯科用マウスピース、入院のうえ、口蓋垂や軟口蓋をメスやレーザーで切開し縫合する外科的手術(※下図3参照)」 が中心でしたが、当院で行っている治療法はレーザー照射を使用した、「即効性がある(最低でも1クール4回必要)、切らない いびき治療」です。

LightWalker®のレーザー光を、口腔内の軟口蓋・口蓋垂・舌の周囲に照射すると、熱エネルギーにより、粘膜や筋肉層のコラーゲン生成が促され、組織にハリが生まれます。 ゆるんだ組織を引き締め、機材や外科処置なしでも本来の気道を確保することができ、「いびきや睡眠中の無呼吸」の改善が期待できます。

いびきをかくひとの原因や割合

『イビキをかく人』の割合は、かなり多いです。研究により差はありますが、一般的には 成人の約25~45%が定期的または時々いびきをかく とされています。

― いびきの年代別・男女別の目安 ―
年代 男性 女性 傾向
30代 20~30% 10~15% 体重増加で増える
40代 30~40% 15~25% 男性で増加が目立つ
50代 40~50% 25~40% 女性も更年期以降増加
60代 35~45% 30~45% 男女差が縮まる
70代以上 30~40% 30~40% 加齢で筋力低下

男女差の特徴

男性

首周り脂肪・舌根沈下・飲酒習慣で増えやすい。
中年男性の約半数近くがあるとの報告もある。

女性

若い頃は少ないが、閉経後(50歳前後)に増える。
女性ホルモン低下で気道が狭くなりやすくなるため。

イビキが増える主な原因

体重増加(首周り脂肪)、加齢による喉の筋力低下、飲酒、鼻づまり、
仰向け寝、顎が小さい、睡眠時無呼吸症候群(OSA)

注意すべきイビキ(受診推奨)

以下があれば単なるイビキではなく、睡眠時無呼吸症候群 の可能性があります。
⇒呼吸が止まる、日中眠い、朝頭痛、血圧高い、夜何度も起きる

家族に「苦しそう」と言われる
⇒いびきをかく患者さんの多くが睡眠時無呼吸症を患うことがあります。

睡眠時無呼吸症候群とは?

  • 10秒以上の気流停止 (※この状態を無呼吸)
  • 無呼吸が一晩(7時間の睡眠中)に30回以上、若しくは1時間あたりに5回以上の状態
  • 健康診断・血圧異常が多い

睡眠時無呼吸症候群(AI≧5) という
※AI(Apnea Index)睡眠1時間あたりの無呼吸の回数

      

主な症状

寝ている間:いびきをかく、呼吸が止まる、むせる、何度も目が覚める
起きたとき:口が乾いている、頭が痛い、身体が重い
起きているとき:強い眠け、だるさ、いつも疲労感がある
◆空気の通り道である上気道が閉塞によって無呼吸・低呼吸が起きる

      

原因

形態的異常:肥満に伴う上気道軟組織への脂肪沈着、扁桃肥大、アデノイド、鼻中隔彎曲症、小顎症、巨舌症

機能的異常:気道を構成している筋肉の保持する力の低下

図2
※様々な病気のリスクが上がります【図2】
図3
※レーザー治療ではAHI30以下の方の改善が期待されます【図3】

従来の治療法

CPAP
マウスピース(スリープスプリント
口蓋垂口蓋形成術

新しいコンセプト:レーザーによる気道の引き締め治療

照射部位
軟口蓋の引き締め
治療経過
※個人差がありますが、通常3~4回の照射が目安になります。

効果が出やすい人

  1. 単純性いびき
  2. 軽症OSA
  3. 軟口蓋が長い・たるんでいるひと
  4. 口蓋垂振動型
  5. BMIが高すぎないひと
  6. 鼻呼吸が可能なひと

効果が出にくい人

  1. 重度の睡眠時無呼吸症候群(OSA)
    ⇒レーザー単独では不十分なことが多く、CPAPや口腔内装置が優先されます。
  2. 舌根沈下タイプ(舌が落ち込む人)
    ⇒このタイプは舌の奥が塞ぐので、軟口蓋だけ照射しても限界があります。
  3. 高度肥満
    ⇒BMI高値、首回り脂肪多い、脂肪による気道狭窄が主体なので、レーザーだけでは根本改善しにくい。体重減少が最重要です。
  4. 鼻閉が強い人
    ⇒慢性鼻炎、鼻中隔弯曲、副鼻腔炎、口呼吸が強い、鼻が通らないと口呼吸になり、いびき悪化。軟口蓋だけ治療しても鼻閉が残れば再発しやすいです
  5. 扁桃肥大・アデノイド型
    ⇒のどが物理的に狭い、若年者にも多い。大きな扁桃が原因ならレーザー軟口蓋治療より耳鼻科評価が優先です。
  6. 顎顔面骨格が原因の人
    ⇒小下顎、上顎狭窄、出っ歯/受け口に伴う気道狭窄
    ※骨格問題は軟組織治療だけでは限界があり矯正的アプローチも必要になります。
  7. 加齢で筋力低下が主体の人
    ⇒喉の筋緊張低下が強い場合、レーザーのみより、舌筋トレーニング、呼吸訓練、口腔筋機能療法の併用が効果的です。
― レーザーいびき治療料金 ―
内容 価格(税込)
お試し施術(1回限り) ¥16,500
4回(1クール) ¥110,000
1回(メインテナンス) ¥33,000

当院では、レーザーいびき治療を単独では行っておりません。
施術にあたり「術前のかみ合わせ診断、歯のクリーニング、お互いの信頼関係の樹立」が必要となります。
お悩みの方は、歯のクリーニングや歯の健診も兼ねてお気軽にご来院ください。